平成27年3月14日(土)、福島県二本松市の安達文化ホールにおいて「なみえ3.11復興のつどい」が行われました。
福島県浪江町は、平成23年3月11日の福島第一原発事故の影響から、今も町全域が立ち入りを制限され、町民約2万1千人の方が全国各地に分散し不便な避難生活を続けられております。
私たち振舞隊は日々の活動においても、常に東日本大震災で被害に遭われた皆様に対しての支援を念頭に活動しており、平成25年3月には今回同様、福島県相馬市を訪問し、相馬市内の仮設住宅において不便な避難生活をされている皆様に、御殿場のご当地グルメである「御殿場みくりやそば」をお振舞いさせていただいております。
また、今回の「なみえ 3.11 復興のつどい」の参加につきましては、震災当時の御殿場市議会議員の有志の方々を中心に、浪江町に対して毛布などの支援物資の提供等を行っており、その御縁もあり今回の「なみえ 3.11 復興のつどい」に参加させていただくことになりました。
当日は、振舞隊の髙橋隊長を筆頭に、御殿場市長である若林洋平名誉隊長、同じく御殿場市の瀧口副市長、市議会議員の有志の皆様3名、富士娘2名、振舞隊のボランティア等、総勢19名で「御殿場みくりやそば」をお振舞いさせていただき、浪江町の皆様と「御殿場みくりやそば」を通じて親交を深めさせていただきました。
この度、振舞隊で用意した「御殿場みくりやそば」は1000食でしたが、当日は会場である安達文化ホールの出入口を塞いでしまうほどの大盛況振りで、用意した「御殿場みくりやそば」はすべて浪江町の皆様に振舞うことが出来ました!!
「普段、おつゆは絶対に飲まないのに、これは美味しくて飲み干しちゃった」、「ありがとう。すごい美味しいおそばね」、「遠い所から来てくれてありがとう。温まったよ」、「二杯目も食べていい?」など、本当に温かいご意見を多数いただけたこと、今もなお大変なご苦労をされている浪江町民の皆様に笑顔で食べていただけたことは、私たち振舞隊自身にとっても大きな励みになりました。
被災された浪江町及び東北の皆様に一日も早く平穏な日常が訪れ、その際には、我が故郷御殿場にお越しになっていただき、認定振舞店で美味しい「御殿場みくりやそば」を味わっていただければと思います。
当日はこの他にも、振舞隊から売り上げの一部(本当に気持ちですが・・・)から浪江町に対して寄付を、そして準備(夜の交流会も)も含め大変お世話になりました「なみえ 3.11 復興のつどい」実行委員会の皆様には「御殿場みくりやそば」のお土産セット、地元の水掛け菜や御殿場で生産されたお茶等をお渡しさせていただきました。
振舞隊と致しましては、復興支援活動を一過性のものにせず、今後も引き続き様々な復興支援に取り組みたいと思っております。
また、日頃から「御殿場みくりやそば」を応援していただいている皆様からも、福島県浪江町及び東北地方の皆様に対する温かいご支援、ご声援をいただけたらと思います。
浪江町及び東北の皆様、共に頑張りましょう!!
そして、浪江町役場の皆々様及び「なみえ 3.11 復興のつどい」実行委員会の皆様 本当にお世話になりました!!